映画 おっさんのケーフェイ
CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)による
第13回助成作品「おっさんのケーフェイ」
プロレスと人間ドラマが交差する映画。
「おっさんのケーフェイ」(2017)
監督 谷口恒平
主演 川瀬陽太
音楽 堀本陸 馬瀬みさき
https://motion-gallery.net/projects/ossannokayfabe
あらすじ
大阪府道明市に暮らす大翔(11)の悩みは、将来の夢や夢中になれるものが何もないこと。学校では、ダンスに打ち込むクラスメイトの輝男(11)からバカにされている。放課後は冴えない友人たちとともに、河川敷で過ごすことが日課になっている。3人がいる対岸には、酔っ払いながらプロレスごっこをしている正体不明の中年・坂田(48)がいるが、それも日常の一部。
ある日の放課後。たまたま目についた道頓堀プロレスの試合会場に1人で入っていく大翔。そこでは、人気レスラー・ダイナマイトウルフの引退試合が行われていた。その試合を見て、大翔は今まで感じたことのない興奮を覚える。その帰り道、中学生に絡まれていた大翔は、たまたま通りかかった坂田にプロレス技で助けられる。坂田が手にマスクを持っていたこともあり、大翔はダイナマイトウルフの正体は坂田だと考える。翌日、大翔は坂田の元へ。真実を問い詰めると、坂田は自分がダイナマイトウルフであることを認め、大翔たちにプロレスを教え始める。そんな中、次の道明市議会選挙に、引退したダイナマイトウルフが立候補することになるのだが…。
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